もう彼のこと終わりにすべき？迷ったときの答えの出し方。

※この記事は、アメブロに掲載した内容のアーカイブとして投稿しています。

訳あり恋愛専門カウンセラー、国本英子です。

訳あり恋愛をしていると、ふと「もう彼のことを終わりにすべきなのかな…」と迷う瞬間があると思います。

犠牲やガマンを繰り返して、幸せよりも苦しさの方が大きくなってしまったとき…

このまま彼を追いかけても無駄なんじゃないかと思ったとき…

いつになったら、彼が変わるんだろうと不安でいっぱいのとき…

でも「好きだから」「彼じゃなきゃ」という想いもあって、カンタンに答えを出すことができない…

今日は、彼のことを終わりにするか迷ったとき、判断基準にするといいことをお伝えしますね。
 

彼とのことを終わりにするかを考えるとき、１番大切なことは「自分の幸せの枠に彼が入るかどうか」です。

あなたの幸せの枠に自然と彼との幸せが入るなら、たとえ今、現実が動かなくて不安でも、少しずつ関係が進展します。

逆に、その枠に彼がどうしても入らないなら、あなたが幸せになれる相手は、彼ではなく別の男性です。

これを読むと、「いや、私は彼がいいんです！」と反発する気持ちが出てくる方もいるかもしれないですね。

実は、その気持ちが出てくるときは、まだ彼のことを終わりにすると決めるタイミングではありません。

それよりも、まずは自分の幸せの枠を見つけながら、彼との恋愛を「やり切った」と胸を張れるところまで、向き合ってみてください。

そこまでやり切った先に、本当に自分が選びたい答えが見えてきます。

「幸せの枠に彼が入るかどうか」を判断するには、まずはその枠がどんなものなのかを、あなた自身が知っておく必要があります。

そのヒントになるのが、次の３つです。

・自分にとっての幸せを言語化できている

・自分を大切にできている

・自分らしさを知り、それを体現している

この３つができているとき、自然と「自分にとっての幸せの枠」が見つかります。

そして、この枠が明確にわかっている女性は、男性から本気で追いかけられ、最優先で溺愛されるんですね。

なぜなら、「彼から愛されるために彼に合わせた生き方」ではなく、「自分の幸せを基準に生きている」からです。
 

実は私自身も、過去には「どうすれば彼から愛されるのか？」ばかりを考えて行動していました。

彼に合わせればうまくいくはず。

嫌な部分を見ないようにすれば、きっと愛されるはず。

そう思ってガマンを繰り返していたんです。

でも、彼から愛されることだけを基準にしていると、自分の気持ちはあとまわしになっていきます。

気づいたときには、安心感どころか、不安や寂しさばかりが大きくなり

・彼との連絡回数を気にして、もっと会うためにはどうすればいいか？を考えて、彼をコントロールしようとする

・過去の女性関係で傷ついている彼を助けようと必死になる

などのことをした結果、彼との距離はますます遠くなって、音信不通になったりあからさまに避けられたりしてしまったんです。

そのときに、ある人から言われた言葉が、自分を変えるきっかけになりました。

「彼は、あなたがどれだけ頑張っても変わらないよ。

そういう不誠実な態度をとって、向き合おうとしない彼なんだよ。」

このとき、まるでこう問われているように感じました。

「そんな不誠実な彼でも、あなたは本当に彼を選びたいの？」と。

ふだん私のブログではほとんど書かないのですが、厳しく言えば訳あり恋愛をする男性は、不誠実で向き合うことから逃げる男性です。

だからこそ、世間の恋愛の枠には当てはまらず、「そんな男、やめときなよ」と反対されてしまうんですね。

大切なことは、不誠実で向き合わない彼を変えることじゃないです。

「そういう彼と一緒にいることが、私にとって幸せなのか？」を自分自身と対話することなんです。

だから私は真剣に自分に問いかけました。

「不誠実で向き合わない彼との恋愛のために、私の大切な人生の時間を使いたい？」

それと同時に、世間の思う幸せじゃない「自分にとっての幸せ」も明確にしていったんです。

また、その行動をしながら気づいたことがあります。

それは、「自分がこの彼を選んでいる」という意識を持たなければ、現実は何も変わらないということです。

この意識を持ったときから、「彼にどう思われるか」ではなく「自分がどう幸せでいられるか」を基準に、恋愛を考えられるようになりました。

その結果、不思議と彼との関係も進展していったんです。
 

結局のところ、大切なのは 「自分の幸せの枠に彼が入るかどうか」。

そしてもうひとつ、「自分が彼との恋愛をやり切ったと胸を張れるかどうか」 です。

この２つの基準を持っていれば、彼を終わりにする選択をしても、彼を選び続ける選択をしても大丈夫。

なぜなら、そのどちらも「自分の幸せを大切にする」という軸に基づいた答えだからです。

ただ実際には、一人で「幸せの枠」を見つけたり、彼との恋愛をやり切るのはとても難しいもの。

つい彼の言動に振り回されてしまったり、自分の本音がわからなくなってしまうこともありますよね。

何度も「彼とのことを頑張るのか、諦めた方（終わりにした方）がいいのか」迷うなら、カウンセリングを受けにきてください。

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