生きていくために乗り越えるしかなかったから…私がカウンセラーとして大切にしている想い。
※この記事は、アメブロに掲載した内容のアーカイブとして投稿しています。
訳あり恋愛専門カウンセラー、国本英子です。
今日は、「私がカウンセラーとしてどんな想いを持ち続けているのか」について、改めて書いてみたいと思います。
先日、突然悲しくなりました。
「どうせ、私は誰からも必要とされない」
「どうせ、誰も私には興味がない」
そんな気持ちが溢れてきたからです。
でも、しばらくその悲しみに浸って、自分にいろいろ声をかけていたら、癒しの涙に変わってきました。
「私、子供の頃から、これをずっと繰り返してきた」
そう気づいたからです。
私は、子供の頃から今まで、自分に起きたことに対して
そのときは大変だったし苦しかったけど、今振り返ると、そういうこともあったなぁ
くらいに思っているんです。
その都度、乗り越えてきたから、解消されていない気持ちは特にないと思っていました。
でも、「お弟子さん制度」という名前のカウンセラー養成講座で、仲良くなった子に私の経験を話したら
「話が淡々としすぎている」
と言われたんです。
「そんなに同時にいろいろ起きていたんなら、それはとても苦しかったんじゃないか」
そんな風に言われたりもしました。
ここで、私に起きていたことや経験してきたことを、カンタンに書いてみますね。
まず、私が生まれる何年か前に、生まれて3日で亡くなった女の子がいます。
両親にとっては喪失感を感じる出来事で、罪悪感も強く感じていたようでした。
その女の子の次に生まれた私は、両親の罪悪感をそのまま受け取ったり、喪失感を感じたくないという気持ちを向けられ続けて育ちました。
次に、1歳年下の弟が、小学校高学年から中学3年まで不登校。
当時、不登校はとても珍しかったし、母が大変な思いをしているのを見て、この状況をなんとかしたいと思っていました。
同時期、中学から高校時代の私は、自分のアイデンティティがわからなくて、とても悩んでいました。
友達がいても疎外感を感じるし、高校2年生のときには、友達の何気ない一言がきっかけで
「私はみんなから嫌われている」
と思い込み、教室に居場所がない状態にもなりました。
でも、弟がやっと高校に行き始めたときだったから、私まで「学校に行きたくない」とは言えず、休むことなく通う日々。
その後、自分のアイデンティティと向き合うために、それができる大学を選んで進学。
すると、今までの環境とは180度変わり、マイノリティな状態になってしまいました。
社会人になってからは激務だし、アダルトチルドレンで悩むし、不倫恋愛を経験するし、経営者向けの研修塾にも入るし…
こんな風に、とても濃い年月を過ごしてきました。
どの時代も、ツラい気持ちや苦しい気持ち、不安な気持ちなど、とにかくネガティブな気持ちと向き合い続けてきた。
そう私は思っていたんですが、先日の癒しの涙で
「本当は、生きていくためには、乗り越えるしかなかった」
とわかりました。
もちろん、乗り越えてきたことに対して恨みつらみはないし、その経験があるから今の私がいるとも思っています。
でも、こんな思いしなくていいなら、したくなかった。
こんなの、一人きりで抱えて乗り越えたくなかった。
それが、ずっと私の心の中に眠っていた、本当の気持ちでした。
これまで私は
「クライアント様が、安心できる居場所で、幸せになるきっかけづくりをして、幸せになるまで見届ける」
という想いで、カウンセラーを続けてきました。
でも、私が経験してきた
「生きていくためには、乗り越えるしかないという悲しみ」
これを誰にも感じてほしくないし、こんな想いをさせたくない。
ひとりで抱えて苦しいなら、私が隣で伴走するし、力になりたい。
だから、ひとりで抱え込まないでほしい。
実はそれが、カウンセラーを続けるもうひとつの想いとして、ずっとあったんです。
今回の気づきで改めて、カウンセラーとしての想いを再確認できました。
私は、これからもこの2つの想いとともに、訳あり恋愛に悩む女性の力になり続けていきます。
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